生前整理のやることリスト10選!はかどるコツやメリットも徹底解説

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生前整理

「生前整理って何をすればいいの?」「進め方やコツは?」など、生前整理でやるべきことについて気になっていませんか?

生前整理とは、人生の最後を自分らしく締めくくるための終活の一環です。自分が最後まで残したいと思うモノを選びながら、残された家族が行う遺品整理などの負担を軽減していきます。

ここでは、終活アドバイザーとして300人以上の終活をサポートしてきた筆者が、生前整理に必要な「やることリスト10選」に加えて、生前整理がはかどる「コツ」や「活用術」について以下の順に紹介していきます。

  1. 生前整理のやることリスト10選
  2. 生前整理で大切な5つのコツ
  3. 生前整理がはかどる2つの活用術
  4. それぞれの年代で始めるメリット

この記事を最後まで読めば、生前整理の必要性や進め方、やるべきことを知ることができ、スムーズに生前整理を行うことができます。

はじめに、生前整理とは

生前整理とは、自分が生きているうちに死後について考え、残された家族の負担を意識しながら進める身辺の整理を指します。

また、生前整理のほかに遺品整理という言葉がありますが、生前整理は生きてるうちに本人が行うものであり、遺品整理は本人が亡くなってから遺族が行うものです。

ここでは、生前整理の必要性について、以下の3つのポイントを見ながら考えてみたいと思います。

  • 遺品整理の負担を軽減できる
  • より充実した人生を過ごせる
  • 相続のトラブルを回避できる

遺品整理の負担を軽減できる

生前整理の最大の目的は、残された家族に課せられた遺品整理や各種手続きなど、さまざまな負担を軽減することにあります。

断捨離して「自分が最後まで残したいと思うモノ」を選んだり、「資産や保険、年金」などについて再確認できたら、その品名と収納場所を「エンディングノート」に記しておきます。

自分が遺すモノをあらかじめ整理しておくことで、家族があれこれ戸惑いながら遺品整理をしたり、資産について一から調べる手間を省くことができます。

より充実した人生を過ごせる

生前整理は自分自身にも特別な効果をもたらします。「最後まで残したいと思ったモノ」や「不要なモノ」を仕分けることは、これまで一緒に過ごしてきたモノとの関係性を見つめ直す作業でもあります。

さらに、モノとの関係性や思い出を見つめ直すことは、自分の人生を振り返るキッカケにもなります。人生の「思わぬ気づき」を得たり、心機一転し「前向きな人生」を過ごすことにつながるのです

また、部屋の中がスッキリすることで、落ち着いたシンプルな暮らしを取り戻すこともできるはずです。

相続のトラブルを回避できる

生前整理のもうひとつの目的は、相続での無用なトラブルを回避することです。自分の資産をしっかりと把握することで、それらの相続についてあらかじめ決めておくことができます。

法的な効力のある「遺言書」を作成し、資産の配分や相続人を書き留めておくことで、その後のトラブルを回避します。

また、預金通帳をはじめ、土地や有価証券などの権利書の所在は、エンディングノートに残しておきます。

このように、生前整理は残された家族の負担軽減やトラブル回避にも役立ち、自身のこれからの人生にも良い影響を与えてくれる整理術なのです。

1. 生前整理のやることリスト10選

生前整理は、家族の負担を軽減するために「遺品についてあらかじめ整理する」「スムーズな相続のために資産について整理する」と説明しましたが、実際にはそれだけではありません。 

ここでは、生前整理を終活の視点で捉え、家族の負担を最も減らすことができる「やることリスト」を考えてみました。

これさえ済ませておけば、残された家族が行う遺品整理や相続、そのほかの手続きはすでに終わったも同然です。

←スマホの方はスクロールできます→

身辺の整理最後まで残したいモノを選ぶ
デジタル遺品を整理する
資産を確認してリスト化する
不用品を処分して得をする
手続きが要るもの公共料金などを整理する
年金について整理しておく
保険について見直してみる
葬儀に関する整理生前に遺影を残しておく
年齢によってはお墓も検討する
年齢によっては生前予約を検討する

1-1. 最後まで残したいモノを選ぶ 

まずは、家族に課せられた遺品整理の負担を減らすために断捨離を行います。自分にとって「不要なモノ」を見極めて、「最後まで残したいと思ったモノ」だけを選び出す作業です。

また、後で後悔することのないように「思い出のあるモノ」の仕分けは時間をかけて進めることをおすすめします。

身辺整理のイメージ図

<整理しておきたいモノについて>

  • 服・バッグ・靴
  • 時計・ジュエリー・貴金属
  • コレクション・骨董品
  • 写真・CD・DVD・本・雑誌
  • キッチン用品 など

不要なものをしっかりと処分して、身も心もスッキリしましょう。

口コミ・評判
おはようございます✨ 老前・生前整理をしていて 自分が好きなモノ、使うモノを 大切に丁寧に使おうと思ったら、 量は少なくて大丈夫なのだと 改めて実感。 すっきりした住まいが理想です✨ よい一日を✨

出典:Twitter

断捨離についてもっと詳しく知りたい方はこちら!:「今すぐできる断捨離|作業効率をアップする効果的なやり方を徹底解説

1-2. デジタル遺品を整理する

自分のPCやスマホなどに入っているLineやTwitterなどのSNS、インターネットサービスなどのデジタル遺品を整理しましょう。

特にアカウントについては、あなたが消すまでネット上に残るため、その「処分方法」と「最後のツイートの希望」などを残しておきましょう。

twitter.ログインイメージ

出典:Twitter

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PC・スマホ・HDD不要なデータを整理
オークションネットオークションなどのアカウントを整理
SNSLine・Facebookなどのアカウント・データを整理
ホームページ・ブログアカウント・データを整理
有料サイトアカウントを整理
メールアカウントを整理

上記のデータやアカウントを整理し、不要なモノは削除しておきましょう。

口コミ・評判
ネットで「20歳から」「生前整理」と検索してもロクに引っかからない件。定年以降の生前整理ノウハウ本だと、モノとココロの整理に終始していてデータの整理に触れてない。。。私は自分の死後にパソコンの中身見られるとか思うとうっわああああああとならずにはいられない。

出典:Twitter

デジタル遺品の生前整理についてもっと知りたい方はこちら!:「もう迷わない!デジタル終活の意味からやり方まで徹底解説

1-3. 資産を確認してリスト化する

生前整理によって、自分の資産について再確認し「財産リスト」 を作っておきましょう。財産リストがあれば、もしもの時にも、相続をスムーズに行うことができます。

また、相続について自分の希望を遂行するためには、法的な効力を持つ「遺言書」を作成しておきましょう。

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預貯金 銀行名・口座番号・金額
不動産・土地所在地・面積・金額
株・FX有価証券・投資信託の会社名・銘柄・数量
宝石・美術品収納場所・金額
借金・ローン・負債返済先・期間・残金
口コミ・評判
父親の亡くなったあと ひたすら整理に追われてます 銀行やら年金やら 病院、介護、訪問看護の支払いやら クレジットカード何枚出てくるねん 車どうするの か、株もあったの?! ( ゚∀゚):∵グハッ!! な、感じで毎日各所巡りに電話しまくりに疲労困憊です (´-ι_-`) 生前整理大切(*´□`)/ダァ

出典:Twitter

1-4. 不用品を処分して得をする

生前整理によって「本当に残したいモノ」や「資産」を再確認できたら、次は不要となったモノの処分についても考えてみてください。

ここでは売って得する、フリマアプリや宅配買取サービスなど便利なサービスを紹介します。

メルカリ|スマホアプリであらゆるアイテムを簡単に処分

「メルカリ」は、毎月約1,200万人が利用しているスマホアプリです。誰でも気軽にフリマが楽しめるため、不要となったありとあらゆるモノを簡単に売ることができます。

大抵の場合、買取業者に依頼するよりも高値で売れることが多いため、少しでも高く売りたい方はチャレンジしてみる価値ありです!

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社名 株式会社メルカリ
対応エリア全国
公式ページhttps://www.mercari.com/jp/
口コミ・評判
見てすぐ分かるほどの処分をメルカリだけでするには時間かかります
(^_^;)が、手放したいけど、捨てるのは……というものの処分には納得いきます¥
断捨離が目的なので、売るためのセールストークというよりは
自分自身に期限をつけるために期限つけて出品してます
その日までに売れなかったら、本当に不要なのだ……と諦めもつけてサヨナラします!
リサイクルショップで売るよりは納得いく金額にはなってますね
一番の効果は、それからの買い物が変わりました
ホントに欲しいモノだけでいいって。
無駄買いは確実に減りました

出典:メルカリボックス

ブランディア|取り扱いブランド多数!多少のダメージもOKの宅配買取サービス

ブランディア

「ブランディア」は、発送用の梱包キットから、配送料や査定料、振込手数料まですべて無料の宅配買取サービスです。

ブランド服やブランドバッグ、貴金属やダイヤモンド、時計などを中心に約7,000ブランドの買取に対応しており、多少のダメージでも買取OKです。

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社名株式会社デファクトスタンダード
対応エリア全国
公式ページhttps://brandear.jp/
口コミ・評判
町のリサイクルショップも利用していましたが、
重たい荷物を必死に運び込んでも割合わない査定額を
付けられてしまいとても残念な気持ちになることが
多かったです。混雑していると結構待たされる時もありますし。
その点貴社は自宅に居るだけで全てクリアしているので
とってもラクです。

出典:ブランディアHPお客様の声

不用品のお得な処分法について詳しく知りたい方はこちら!:「今すぐできる断捨離|作業効率をアップする効果的なやり方を徹底解説

1-5. 公共料金などを整理する

自身の名義で利用している「電気」や「ガス」、「水道」といった料金の支払いがある場合には、その会社名や引き落とし口座についての情報をまとめておきましょう。

これまで契約者であった方が亡くなった場合には、早急に公共料金の契約を解約するか名義変更する必要があります。

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電気料金会社名・連絡先・引き落とし口座
ガス料金会社名・連絡先・引き落とし口座
水道料金連絡先・引き落とし口座
インターネット関連会社名・連絡先・引き落とし口座
携帯電話会社名・連絡先・引き落とし口座

契約者の口座が凍結されると引き落とし不能となるため、特に注意が必要となります。

1-6. 年金について整理しておく

「年金」については「個人年金」や「企業年金」を含め、どのような年金に加入しているのか、全体像を把握できるようにしっかり整理しておきましょう。

また、年金は本人の死後に10日以内に届け出る必要もあるため、残された家族が困らないようにしておくことが大切です。

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公的年金基礎年金番号・年金手帳の収納場所
個人年金証券番号・会社名・連絡先・保険証書・契約印の収納場所
企業年金証券番号・会社名・連絡先・保険証書・契約印の収納場所

年金の整理は、意外と忘れがちなので、この機会にしっかりやっておきましょう。

1-7. 保険について見直してみる

現在、加入している保険についても見直してみましょう。なぜなら、年齢とともに入っていてもあまり意味のない保険があるからです。

また、不要な保険を解約することで、今まで払ってきた保険金が戻ってくることがあります。これを解約返戻金と言います。主に終身保険や、養老保険、学資保険などにある制度です。

保険の見直しをしてみたいという方は、下記の無料相談を利用してみてください。

保険見直しラボ|保険の見直しを考えている方におすすめの無料相談サービス

「保険見直しラボ」は、希望する場所にコンサルタントが来てくれる、無料保険相談サービスです。

特定の保険会社にこだわることなく、多くの商品の中からその人に合った保険の提案をしてくれます。さらに、複数社を取り扱っているからこそのオーダーメイド保険の提案も可能です。

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社名株式会社Jリスクマネージメント
対応エリア全国約70拠点
公式ページhttps://www.hoken-minaoshi-lab.jp/
口コミ・評判
若い頃に知り合いに言われるがまま入った保険があり、毎月結構な金額になってました。
子供も産まれるので見直ししたいと思い、口コミが良かったこちらへ。
若い方でしたが、こちらの希望金額に沿った提案でとても丁寧に答えて貰いました。
今まで払っていた保険がどれだけ高かったのか知り、自分達の保険料は下げて、子供2人の学資保険など相談し、今までよりプラス5千円で学資保険まで契約できました。
本当良かったです。
担当の方曰く、5年以上保険に携わった人しか働かないらしく、詳しい方が多いと聞きました。
担当の方もとても丁寧で雰囲気もよく、今度は自動車保険もお願いしたいと感じました。

出典:みんなの評判ランキング

保険の見直しについて詳しく知りたい方はこちら!:「もう迷わない!生命保険のおすすめ9選【2020年最新版】

1-8. 生前に遺影を残しておく

あなたにもしものことがあった時、残された家族は通夜までにあなたの最後の写真を選ばなくてはなりません。そうした負担を回避するためにも、遺影について生前に決めておく必要があります。

プリントした写真やスマホの中にある写真の中から、自身が納得できる一枚を事前に選んでおくか、写真スタジオなどに行って撮影しておきましょう。

<生前に遺影を残す方法>

  • 納得のいく写真を自分であらかじめ選んでおく
  • 写真スタジオに依頼して撮影してもらう
  • 遺影写真の有無についてエンディングノートに残す

遺影を残しておけば、よりあなたらしい葬儀が行えるはずです。

口コミ・評判
『#遺影』#撮影ヘアメイク #終活。。。自分の為、 家族の為。 と言われてますが、賛否両論ですね ですが… いざとなったら #写真が無い! こんな写真しか無い! どうしよう。。。 と慌てない為にも 一年一年、記念と共に プロに綺麗UPの写真を撮ってもらおうと #遺影撮影 する方々が多くなりました♪

出典:Twitter

1-9. 年齢によってはお墓も検討する

生前整理に取り組む年齢が60歳以降の場合には、お墓の購入も視野に入れておくと良いでしょう。

生前にお墓を建てることを仏教では「寿陵」と言い、とても縁起が良いものとされています。

お墓を購入したい方へ、おすすめの石材店を2つ紹介しておきます。

株式会社千鳥|低価格でありながら墓石に特化した独自サポートが特徴

株式会社 千鳥

「株式会社千鳥」では、45万円からの墓石購入が可能です。全国に10店舗を展開していますが、営業所が遠い方でも、出張費は企業負担ですので気軽に問い合わせてみましょう。

また、金利0%、手数料0円、銀行審査や保証人不要の「真心墓石ローン」をはじめ、墓石のレンタルなど、墓石に特化したサービスが揃っています。

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社名 株式会社千鳥
墓石の価格帯45万円~
対応エリア全国(10店舗) 
公式ページhttps://ishiyachidori.com/
口コミ・評判
デザインも石の種類も高級感のあるお墓がいいとの思いで見つけたのが、石屋千鳥さんです。想像以上の高級感で、こちらにしてよかったと満足しております。実は他店で決めようと思い、こちらは参考見積をお願いしたのですが、これだけの品質にも関わらず、金額が安かったのです。予算よりも安かったので、石の種類をワンランク上にすることもできました。

出典:墓石の価格が安い東京の石材店比較ナビ

イオンのお葬式|低価格な墓石と幅広いサービスが魅力

イオンのお葬式

「イオンのお葬式」では、48万円から墓石の購入が可能です。また、全国各地で、電話やネットによるサポートが受けられます。

墓石は、16種類の石と6種類のデザインの中からセット価格で選ぶことができるほか、全ての墓石が10年保証に対応しています。さらに、完成後のアフターフォローも充実しています。

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社名 イオンライフ株式会社
墓石の価格帯48万円~
対応エリア全国 (Web販売のみ)
公式ページhttps://www.aeonlife.jp/
口コミ・評判
ご担当いただいた方が大変誠実かつきめ細かい配慮が出来た方で、本当にお願いして良かったと思っております。高品質なものを出来るだけ低価格でというイオンの精神が十分に発揮されているものを感じました。

出典:葬儀の口コミ

お墓の購入について詳しく知りたい方はこちら!:「失敗しない墓石の選び方|終活初心者にも分かるおすすめの石材店

1-10.年齢によっては生前予約を検討する

葬儀についても「家族に費用の負担をさせたくない」「自分の葬儀なのだから納得のいくものにしたい」という方は、葬儀の生前予約をすると良いでしょう。

葬儀社に葬儀の内容や希望について生前に相談しておくことで、納得のいく葬儀をおこなうことができます。

葬儀の生前予約をしたい方へ、おすすめの葬儀仲介サービスを2つ紹介しておきます。

よりそうのお葬式|業界最安値、費用を抑えたいなら!

「よりそうのお葬式」は、見積もり以上の追加費用が一切ないと宣言していて、業界最安値の定額葬儀プランを提供しています。

生前予約については「お葬式予約」というプランを用意しており、138,000円より葬儀を選ぶことができます。また、納骨がない方に向けて、海洋散骨や永代供養の予約も可能です。

社名株式会社よりそう
提携葬儀場数3,000か所
最低葬儀価格118,000円~
対応エリア46都道府県(山形非対応)
公式ページhttps://www.yoriso.com/sogi/

口コミ・評判
ネットで調べて初めてお願いしたが、ほんとうにシンプルで、スタッフも感じが良かった。不満はいっさいありません。スタッフの対応や施設、金額について一切不満はありません。とにかく本当にシンプルでとてもよかったので、次何かあったらぜひお勧めしたいです。

出典:葬儀の口コミ

よりそうのお葬式について詳しく知りたい方はこちら!:「騙されるな!100人の評判と口コミでわかった『よりそうのお葬式』のリアルな評判

小さなお葬式|業界最大手、小規模のお葬式ならこれ!

「小さなお葬式」は、小規模の葬儀に特化しており、低価格で、必要最小限の葬儀を行いたい方におすすめのサービスです。

生前予約をする際、喪主がいる場合には14万円からのプランが選べます。事前に支払う料金についても、信託会社・弁護士が管理するため安心して任せることができます。

社名株式会社ユニクエスト
提携葬儀場数4,000か所
最低葬儀価格129,000円~
対応地域全国(一部離島を除く)
公式ページhttps://www.osohshiki.jp/

口コミ・評判
こちらの希望をできる限り聞いてもらえ、料金もとても良心的だと思った。葬儀後のお返しや戒名・位牌などの相談も丁寧に乗ってもらえ、助かりました。お勧めできる葬儀社だと思う。

出典:葬儀の口コミ

小さなお葬式について詳しく知りたい方はこちら!:「騙されるな!100人の評判と口コミでわかった『小さなお葬式』のリアルな評判

2. 生前整理で大切な5つのコツ

ここからは、生前整理を効率よく進めるための断捨離のコツについて見ていきます。

ただ漠然と整理していくのではなく、しっかりとルールを決めて行うことで「自分にとって本当に大切なモノ」だけを残すことができるはずです。

生前整理

それでは、生前整理で大切な5つのポイントについて詳しく解説します。

2-1. 効率よく捨てるためのルールを決める

生前整理で大切なことは、あまり悩むことなく不要なモノを見極め「本当に残したいモノ」だけを選び出すことです。そのために、あらかじめルールを決めておきましょう。

ここでは、“捨てるかすぐに決められる6つルール”をリストアップしてみました。

<捨てる決心がつく6つのルール>

  • 1年以上使っていないモノ
  • 目にしたときに心が動かないモノ
  • 2個以上あり、使い道が同じモノ
  • 壊れたり破れたりしているモノ
  • もう一度買いたいと思えないモノ
  • 人には見せられないモノ

このルールを参考にすれば不要なモノをスムーズに仕分けできるはずです。

2-2. やりやすいところから段取りを決める

家の中のモノを整理する際には、点数が少なく「必ずやり切れるアイテムやエリア」からはじめると、達成感を得やすく、効率よく進めることにもつながります。

そのため、服や本、リビングといった大物は後に回して「バッグ~ジュエリー~玄関」といった具合に順番を決めながら進めていくと良いでしょう。

2-3. アイテムごとにまとめてから一気に仕分ける

整理するアイテムを決めたなら、まずは一か所にすべてのアイテムを出し、一気に仕分けをしましょう。

エリアごとに仕分けをする場合は、すべてのアイテムを一か所に出し、同じカテゴリーでまとめてから行ってみてください。

基本的には、自分が「最後に残したいモノを選ぶ作業」として行ってみると良いでしょう。

2-4. 迷ったら、決断を先延ばしする

あれこれ仕分けをしていると、理屈抜きで自分の人生と直結してしまうようなモノと遭遇する時があります。どうしても今すぐ捨てる決心がつかない場合には、決断を先延ばしにするのもひとつの手です。

モノとの思い出を考えすぎると手も止まってしまいます。その際には、保留ボックスなどを設けて、あらためて考えてみると良いでしょう。

2-5. 日々少しずつ進めていく

生前整理は、なるべく効率良く作業を進めることがコツですが、これまでの人生を整理していく作業でもあります。

「今日はこれを整理しよう」「次はあれを整理しよう」といった具合に、あまり急がず、日々少しずつ進めていくことも大切です。

ここまで、生前整理のための断捨離のコツについて紹介してきました。これらの方法を知っておけば、生前整理を効率よく行うことができます。

3. 生前整理がはかどる2つの活用術

生前整理の一番の目的は残された家族の負担を減らすことです。加えて、相続におけるトラブルを回避することも大切な目的です。

でも、整理だけしっかりしても「何がどこにあるのか?」「資産はどんなものがるのか?」など、大切なことが家族に伝わらなければ意味がありません。

そのために「エンディングノート」や「遺言書」が役立ちます。ここでは、生前整理がはかどるエンディングノートや遺言書の活用術ついて詳しく解説していきます。

3-1. エンディングノートの活用術

エンディングノートには、自分史をはじめ家族や友人へのメッセージなど、様々なことを自由に書き残すことができます。

さらに、生前整理という視点から見た場合には、書き残すことで「家族の負担が軽減できる」ことが多くあります。

エンディングノートイメージ

出典:コクヨ

ここでは、生前整理に一貫としてのエンディングノートについて紹介したいと思います。

<エンディングノートに残したい7つのこと>

  • 大切なモノの収納場所について
  • 相続の対象となる資産について
  • 価値の分かりにくいモノについて
  • 加入保険について
  • 葬儀について
  • 遺影について
  • デジタル遺品について

上記の7つのポイントについて詳しく見ていきましょう!

大切なモノの収納場所について

たとえば「自分が最後まで残したいと思ったモノ」の中には、時計や貴金属、金やダイヤ、着物やカメラなどのように価値のあるものも含まれているかと思います。

こうした「大切なモノ」については、どこに何を収納してあるのか書き残しておけば遺品整理はすでに終わっているようなものです。

←スマホの方はスクロールできます→

自分にとって大切なモノ品名・収納場所・処分方法
家族に引き継ぎたいモノ品名・収納場所
そのほかの遺品品名・収納場所・処分方法

相続の対象となる資産について

自分の資産についても再確認したら、まずはエンディングノートに記しておきましょう。資産とは、銀行の預貯金や不動産、株などを指します。

特にFX取引などを行っている場合、死後に発生したものであっても、追証の支払義務が相続債務になるので、必ず書き残しておきましょう。

←スマホの方はスクロールできます→

預貯金 銀行名・口座番号・金額・通帳などの収納場所
不動産・土地所在地・面積・金額・登記済権利書の収納場所
株・FX有価証券の届出書・報告書などの収納場所
宝石・美術品金額・収納場所
借金・ローン・負債返済先・期間・残金

価値の分かりにくいモノについて

生前整理でせっかく選んだ、大切なコレクションや美術品でも、家族にとっては価値のよく分からないモノかもしれません。

価値が分からないからと、そのまま処分されてしまうことがないように、それぞれの詳細について分かる範囲でもいいので書き残しておきましょう。

←スマホの方はスクロールできます→

コレクション解説・金額・処分方法
骨董品・美術品解説・金額・処分方法
そのほかのモノ解説・金額・処分方法

加入保険について

現在、加入している保険についても、あなたの死後に遺族は様々な手続きを行うことになります。

そのため、生命保険など死亡保険金があるものだけでなく、自動車保険や国民健康保険などすべての保険を記載することが大切です。

←スマホの方はスクロールできます→

 保険会社名・支店の連絡先・担当者名
 保障内容
各種加入保険契約者・被保険者・保険金受取人
  証券番号・証券の収納場所
  保険期間・保険料支払期間・保険金額

葬儀について

自分の葬儀についての希望も書き残しておくと遺族の負担軽減につながります。

また、葬儀の生前予約をしている場合には、その会社名や連絡先、支払いの有無なども書き残しておくとスムーズに葬儀が行えます。

さらに「海に散骨してほしい」などの希望があれば、しっかりと書き記しておきましょう。

←スマホの方はスクロールできます→

葬儀 する・しない・家族に任せる
生前予約有無・会社名・支払いの有無・契約書の収納場所
規模家族葬・一般葬・密葬・火葬のみなど
形式 仏式・神道式・キリスト教式・無宗教など
連絡先 親族・友人などの名前・連絡先・関係性
喪主依頼したい人の名前・連絡先・メッセージ
散骨など海洋散骨や樹木葬を希望する場合には意思を示す
費用資金の有無・詳細など

遺影について

遺影については「その有無」と「遺影がある場合にはその収納場所」を残しておくと良いでしょう。

ただし、遺影がある場合には、家族の負担は「少し」または「なし」になりますが、遺影がない場合には「大きな負担」となってしまうでしょう。

←スマホの方はスクロールできます→

 遺影写真の有無
遺影について遺影写真を選んである場合の収納場所
 遺影写真を撮影してある場合の収納場所

デジタル遺品について

デジタル遺品については、残された家族がスムーズに整理を行うためにも、ぜひ書き残しておきましょう。

PCやスマホを使用するためのパスワードをはじめ、LineといったSNSのアカウントや各種ネットサービスのアカウントなどは必須となります。

←スマホの方はスクロールできます→

PC・スマホ・HDD パスワード・処分方法
ホームページ・ブログID・パスワード
SNSID・パスワード・最後のツイートの希望
オークション・サービスID・パスワード
有料サイト ID・パスワード
メールID・パスワード


エンディングノートの書き方ついて詳しく知りたい方はこちら!:「エンディングノートの書き方ガイド|家族に残したい30のメッセージ

3-2. 遺言書の活用術

エンディングノートに資産についてリストを残すことは大切です。しかし「それを誰が相続するのか?」といった内容については「遺言書」に残すことがトラブルを回避につながります。

なぜなら、エンディングノートと遺言書の違いとして「遺言書には法的な効力がある」、「エンディングノートに法的な効力はない」ためです。

遺言書イメージ

出典:コクヨ

ここでは、相続に関する自分の思いを実現するために、法的効力のある遺言書の種類や注意したいポイントについて紹介しておきます。

<遺言書を作成する際に気を付けたい5つのポイント>

  • 遺言書には3つの種類がある
  • 遺言内容に関して理由を付言する
  • 相続財産の遺留分を無視しない
  • 遺言執行者を指定しておく
  • 不測の事態にも備えておく

上記の5つのポイントについて詳しく見ていきましょう!

遺言書には3つの種類がある

遺言書には「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」、「秘密証書遺言」といった3つの種類があります。また、近年では「自筆証書遺言」と「公正証書遺言」が一般的な作成方法として利用されています。

遺言書にはそれぞれに書き方が決まっており、手順を間違えて書いてしまった場合は法的な効力を持たないため、十分な注意が必要です。

←スマホの方はスクロールできます→

種類自筆証書遺言・公正証書遺言・秘密証書遺言
書き方それぞれに書き方が決まっている
手順手順を間違えると法的効力を持たない

遺言内容に関して理由を付言する

遺言書で遺産相続について記載した際には、遺産分割の方法や意図について「なぜその結論に至ったのか」を付言しておくと良いでしょう。

付言は法的効力を持ちませんが、理由や意図が残されることで、家族の無用な争いを回避することに役立ちます。

←スマホの方はスクロールできます→

  意図を付言する
遺産分割理由を付言する
 経緯を付言する

相続財産の遺留分を無視しない

「遺留分」とは、遺言書の内容に関わらず相続人に保障された一定割合の相続財産のことです。

もしも遺留分を無視した内容だった場合、相続人は遺留分相当の割合を主張できますが、遺言書自体も有効であるため、両者の間で争いが生まれることになるでしょう。

←スマホの方はスクロールできます→

 相続財産の遺留分を無視しない
遺留分無視する場合は理由を付言する
 相続人は遺留分を主張できる

遺言執行者を指定しておく

遺言書では、遺言の内容を実現させるための遺言執行者を指定することができます。

遺言執行者を指定する際には、弁護士や行政書士などを選んでおけば、しこりを残さずに手続きをスムーズに進めることができるはずです。

←スマホの方はスクロールできます→

 遺言執行者を指定しておく
遺言執行者弁護士や行政書士などを選ぶ
 スムーズな相続が実現する

不測の事態にも備えておく

遺産を相続させたいと考えていた人が、遺言者より先に亡くなるなど、不測の事態にも備えて遺言書を書いておく必要があります。

たとえば、二次的遺言として、相続をさせたい人が亡くなった場合には「代わりに誰が相続人になるのか」といったことを記しておくと良いでしょう。

←スマホの方はスクロールできます→

 不測の事態を考慮する
不測の事態に備える二次的遺言を記載する
 無用な争いを回避する

遺言書の書き方ついて詳しく知りたい方はこちら!:「もう迷わない!種類別遺書・遺言書の書き方と全知識

4. それぞれの年代で始めるメリット

結論から言えば、生前整理に理想のタイミングはありません。つまり、生前整理は何歳から始めても良いものなのです。

なぜなら、30代から始めたとしても、60代から始めたとしても「残された家族の負担を軽減する」ことにつながるからです。最も大切なことは元気なうちに始めることです。

ここからは、さらに「それぞれの年代で始めるメリット」についても考えてみたいと思います。

4-1. 20代・30代は「将来」のために

これまで一緒に過ごしてきたモノとの関係性を見つめ直す作業を通じて、自分の人生を見つめ直すことができる点こそが、20代・30代で生前整理を行うメリットと言えます。

自分の人生を振り返ることで、忘れてかけていた夢や目標を再確認できるだけでなく、これからやってみたいこともたくさん見えてくるはずです。

また、モノや情報の整理をすることで、精神的にもリラックスして毎日を過ごすことができます。

<20代・30代の整理術>

  • 断捨離を通じて、大切なモノを選び出す
  • デジタル遺品のID・パスワードをまとめる
  • 不要なモノを処分して得をする
  • エンディングノートを残す

4-2. 40代・50代は「人生設計」のために

仕事や子育ても充実し、ライフスタイルも定まってくる40代・50代では、生前整理を通じて、これからの人生設計を見直すことができるというメリットがあります。

人生の折り返し地点で、役目を終えたものを整理するなど、家の中をスッキリすることで、これからの人生についてもう一度考えることができるでしょう。

<40代・50代の整理術>

  • 断捨離を通じて、大切なモノを選び出す
  • デジタル遺品のID・パスワードをまとめる
  • 資産を確認してリスト化する
  • 手続が必要なモノを整理する
  • 保険について見直してみる
  • 不要なモノを処分して得をする
  • エンディングノートを残す

4-3. 60代・70代は「ケガ防止」のために

第二の人生が始まる60代・70代では、家に溢れてしまったモノを処分することで、居住スペースの改善ができる点が大きなメリットと言えます。

断捨離による精神的なメリットに加え、家の中で起こる転倒などのケガを予防することにつながります。必要な場合にはバリアフリーを検討してみるのも良いでしょう。

<60代・70代の整理術>

  • 断捨離を通じて、大切なモノを選び出す
  • デジタル遺品のID・パスワードをまとめる
  • 資産を確認してリスト化する
  • 手続が必要なモノを整理する
  • 年金について整理しておく
  • 保険について見直してみる
  • 生前に遺影を残しておく
  • 葬儀やお墓について検討する
  • 不要なモノを処分して得をする
  • エンディングノートを残す

まとめ

ここまで、生前整理の「やることリスト10選」や、はかどる「コツ」などについて見てきましたが、いかがだったでしょうか。

生前整理は、自分が最期を迎えた時に、家族の負担を軽減するために必要なものです。

さらに、自分自身にとって充実した人生を送るキッカケにもなります。

しかし、思っている以上に時間と労力を必要とする作業でもあります。

この記事を参考に、ぜひ、身体が元気なうちに生前整理を始めてみてください。

また、生前整理だけでなく、終活についてもっと知りたいという方は「終活はいつから?最高の終活をするための全知識を世代別に解説!」も読んでみてください。

この記事があなたの終活に役立つことを心から願っています。

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