失敗しない墓石の選び方|終活初心者にも分かるおすすめの石材店

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墓石 選び方

「墓石を購入したいけれど、選び方がわからない」「墓石を買う時の基準や注意点は?」など、墓石の選び方について悩んでいませんか。

墓石について、事前に何も知らずに購入してしまうと、詐欺にあったり後悔する可能性がありますが、墓石の選び方を間違えなければ、あなたは希望通りの墓石を選ぶことができます。

ここでは、終活アドバイザーとして、100人以上の終活をサポートしてきた私が、墓石の選び方やおすすめの墓石を取り扱っている業者を以下の流れで紹介していきます。

  1. 墓石選びの3つのポイント
  2. 終活初心者でも選びやすいおすすめの墓石3選
  3. 墓石として使われる石の条件や種類
  4. 墓石を生前に買う3つのメリット

全て読めば、墓石の選び方がわかるのでぜひご覧ください。

1. 墓石選びの3つのポイント

墓石を購入する際の、重要なポイントは以下の3点です。

この3点をしっかり押さえておけば、後悔したり、失敗したと悔やむことはありません。

  • サポートや墓石に相応しい価格
  • 石の彫刻や設置などの対応エリア
  • サポートの充実度

これは、どのような墓石を選ぶ場合にも共通する、重要なポイントとなります。

この章では、上の3つのポイントについて説明していきます。

1-1. サポートや墓石に相応しい価格

墓石を買う際は、購入する墓石と購入元のサポートが価格にふさわしいかどうかが重要です。

また、墓石を買う場合には以下の2種類があり、費用も異なります。

  • 墓石のみ
  • 墓石と墓地のセット

墓石のみの場合、墓石を購入するだけでいいのですが、墓石と墓地のセットにすると、他の費用も負担しなければなりません。

墓石と墓地のセットの場合にかかる主な費用は、以下の3点です。

  • 墓石代
  • 永代使用料
  • 管理費

この3つの費用について、それぞれ詳しく見ていきましょう。

墓石代

墓石代とは、以下の8つにかかる費用のことです。

  • 竿石
  • 上台
  • 中台
  • 水鉢
  • 花立て
  • 香炉の石材一式
  • 家名の彫刻費
  • 設置費

これらを簡単に説明すると、家名が彫られた石から土台までと、水やお線香を置いておく石で作られたものすべてです。

墓石の種類やデザインにより価格が大きく変動しますので、価格と石やデザインのどちらを優先するのかを決めた上で、相応しい価格の墓石を選びましょう。

永代使用料

永代使用料(えいたいしようりょう)とは、土地(墓地)の使用料のことを指します。

お墓を新規に建てるには、寺院や霊園に墓石を建てられる土地を探す必要があります。

お墓の土地は買うのではなく、霊園やお寺から借りるものなので、下で説明するように管理費というものが発生します。

管理費

管理費とは、土地の管理費を寺院や霊園へ支払う費用のことです。

お墓の土地は、永代使用料を払って借りた土地ですので、お墓を利用している間は支払う義務があり、これを払わないと墓石の使用権がなくなります。

お墓を持つということは、基本的にはそのお寺の檀家となることを意味しますので、入檀料やお布施を求められることもあるということも認識しておきましょう。

※「檀家」とは、その寺に葬祭を任せるかわりに、その寺に所属し、お布施を払いお寺の経済的な支援を行う家のことを言います。

1-2. 石の彫刻や設置などの対応エリア

対応エリアは各会社によって異なりますが、人気の石材店は全国展開していることが多く、地域による価格の違いはありません。

つまり、どの地域にお住まいの方でも、日本全国統一料金で対応してもらえるというメリットがあります。

例えば、『株式会社千鳥』は、“離島の方も大歓迎”なので、サービスが受けにくい地域にお住まいの方におすすめです。

そして、イオングループのイオンライフ株式会社が展開する『イオンのお葬式』では、北海道から沖縄までの全国各地を網羅しており、墓石購入はもちろん、葬儀においても、統一料金を導入しています。

また、『株式会社まごころ価格ドットコム』は、日本全国の優秀な職人とのネットワークを有しており、墓石を建てる地域や風土に詳しい、その土地の職人が彫刻や設置の対応をしてくれます。

←スマホの方はスクロールできます→

社名エリア墓石の価格
株式会社千鳥全国(10店舗)45万円~
イオンのお葬式(イオンライフ株式会社)全国(Web販売のみ)48万円~
株式会社まごころ価格ドットコム全国(Web販売のみ)50万円~

購入したい墓石を扱っている石材店などが、お住まいの地域に対応していないと、出張費などの別料金がかかるので注意してください。

1-3. サポートの充実度

各社様々なサポートやサービスがありますので、墓石を選ぶ基準にしてください。

墓石の保障期間の確認は必須ですが、その他にも相続税についての相談の受付など、企業により様々設けられているので、生前に墓石を購入する際には確認しておきましょう。

例えば、『株式会社千鳥』には、「墓レン+(タス)」という初期費用ゼロ円、月額6,700円で新品の墓石を一定期間レンタルできるサービスがあります。

そして、『イオンのお葬式』には、寺院紹介のサービスや相続税についてなど、墓石の購入以外についても幅広く相談することが可能です

他にも、『株式会社まごころ価格ドットコム』には、日本石材産業協会認定の「お墓ディレクター」、終活カウンセラー協会の「終活カウンセラー」の資格保持者が在籍しており、墓石以外についての疑問や質問にも対応してくれます。

←スマホの方はスクロールできます→

社名各種サポート墓石の価格
株式会社千鳥墓石のレンタルサービス 45万円~
イオンのお葬式(イオンライフ株式会社) 院紹介サービス、相続税についての相談48万円~
株式会社まごころ価格ドットコム「お墓ディレクター」「終活カウンセラー」が在籍。50万円~

2. 終活初心者でも選びやすいおすすめの墓石3選

以下が、終活初心者でも選びやすい、墓石を取り扱うおすすめの事業者です。

上記の3社をそれぞれ紹介していきます。

2-1. 『株式会社千鳥』|低価格でありながら墓石に特化した独自サポートが特徴

株式会社 千鳥

株式会社千鳥』では45万円から墓石の購入が可能です

全国に10店舗(北海道、茨城、長野、滋賀、京都、香川、徳島、福岡、長崎、熊本)を展開していますが、営業所が遠い方でも、出張費は企業負担ですので気軽に問い合わせてみましょう。

金利0%、手数料0円、銀行審査や保証人不要「真心墓石ローン」、墓石のレンタルなど、墓石に特化したサービスが揃っています

←スマホの方はスクロールできます→

社名 株式会社千鳥
墓石の価格帯45万円~
対応エリア全国(10店舗) 
公式ページhttps://ishiyachidori.com/
口コミ・評判
デザインも石の種類も高級感のあるお墓がいいとの思いで見つけたのが、石屋千鳥さんです。想像以上の高級感で、こちらにしてよかったと満足しております。実は他店で決めようと思い、こちらは参考見積をお願いしたのですが、これだけの品質にも関わらず、金額が安かったのです。予算よりも安かったので、石の種類をワンランク上にすることもできました。

出典:墓石の価格が安い東京の石材店比較ナビ

カタログは無料で取り寄せられるので、資料請求してみましょう。

2-2. 『イオンのお葬式』|低価格な墓石と幅広いサービスが魅力

イオンのお葬式

『イオンライフ株式会社』が展開している「イオンのお葬式」では、48万円から墓石の購入が可能です

全国各地で、電話やネットでサポートが受けられます。

イオンカード会員であれば、カードの限度額の増減の手続き不要で使えるので、葬儀後も限度額を気にせずお買い物ができ、カードで支払いをした際は、通常の買い物で使えるときめきポイントも貯まります。

←スマホの方はスクロールできます→

社名 イオンライフ株式会社
墓石の価格帯48万円~
対応エリア全国 (Web販売のみ)
公式ページhttps://www.aeonlife.jp/
口コミ・評判
ご担当いただいた方が大変誠実かつきめ細かい配慮が出来た方で、本当にお願いして良かったと思っております。高品質なものを出来るだけ低価格でというイオンの精神が十分に発揮されているものを感じました。

出典:葬儀の口コミ

無料の資料請求で、5,000円の葬儀費用の割引サービスが受けられるので、資料請求をしてみましょう。

2-3. 『株式会社まごころ価格ドットコム』|終活カウンセラーなど資格保持者のサポートが受けられる

まごころ価格ドットコム

まごころ価格ドットコム

株式会社まごころ価格ドットコム』では、50万円から墓石の購入が可能です。

全国各地で、電話やネットでサポートが受けられます。

お墓ディレクターや終活カウンセラーの資格を持つスタッフが在籍しており、手間のかかる役所での手続きや工事に関する申請の代行サービスも充実しています。

←スマホの方はスクロールできます→

社名  株式会社まごころ価格ドットコム
墓石の価格帯50万円~
対応エリア全国 (Web販売のみ)
公式ページhttps://magokorokakaku.com/
口コミ・評判
役所などの面倒な手続きも事前に確認してくれたので、助かりました。

同ページで不明点についての質問もできるので、資料請求をしてみましょう。

3. 墓石として使われる石の条件や種類

墓石として利用することに適している石を、それぞれの特徴と共に説明していきます。

これを知っていれば、必要以上に高い石を購入しなくてすみます。

  • 墓石に必要な3つの条件
  • 墓石として多く利用される3種の石
  • 墓石の価格を引き上げる3つの要素

墓石として使われている石にも、それぞれ特徴があります。

特にオーダーメイドの墓石を考えている方は、しっかりおさえておきましょう。

3-1. 墓石に必要な3つの条件

墓石として使用するのによいとされる条件は3つです。

  • 硬いこと
  • 水を吸いにくいこと
  • 長持ちすること

この条件を満たした石であれば、どの石を選んでも問題ありませんが、硬さの基準として、モース硬度6以上であれば問題ありません。

モース硬度6以上は、ナイフで傷がつかない強さとされています。

硬さが最も重要で、そして硬い石ほど、一度しっかり磨いておけばその艶が長持ちします。

口コミ・評判
墓石が割れていました。母は何か悪いことの前兆ではないかと、とても不安がっています。

出典:Yahoo!知恵袋

このように、実際に墓石が割れてしまうこともあるので、「硬度の高い石」を選びましょう。

3-2. 墓石として多く利用される3種の石

3-1で挙げた3つの条件をクリアし、石に向いてるとされているのが下記の3つです。

  • 花崗岩(かこうがん)
  • 安山岩(あんざんがん)
  • 斑レイ岩(はんれいがん)

その他の特徴を、写真と共に簡単に挙げておきます。

←スマホの方はスクロールできます→

特徴写真
花崗岩墓石として最も使われる石。薄い灰色や淡い紅色のものなど様々な色をしているのが特徴。「みかげ石」とも呼ばれる。
安山岩花崗岩に次いで使われる石。少し白みがかった薄い灰色が特徴。
斑レイ岩国産が希少なので高級品とされる石。黒く見えるもの、ゴマ塩のように白みがかって見えるものがあるのが特徴。「黒みかげ石」とも呼ばれる。

※「墓石ナビ」より

3-3. 墓石の価格を引き上げる3つの要素

「価格が高いからいい石」という認識は間違いです。

墓石を選ぶ際に大切なのは「硬いこと」「水を吸いにくいこと」「長持ちすること」です。

もちろん、シンプルなデザインなのか、凝ったデザインなのかで価格は変わりますが、墓石の価格には下の3点が大きく関わっています。

  • 産出量
  • 人件費
  • 硬さの違い

つまり、「質が悪いから安い」「良質だから高い」とは一概に言えないのです

1. 産出量

価格はまず、その石の産出量に左右されます

希少な石であればあるほど、その希少価値と共に価格が上がります。

日本の国土が外国よりも狭いこともあり、産出地や産出量が限られてきます。

国産墓石は、産出量が少なく希少であり、そのために高い値段がついているのです。

2. 人件費

石を採掘する人、加工する人にかかる人件費も墓石の価格に含まれています。

人件費が少なくて済む産地の石は、人件費の高い国よりも価格が低く抑えられるのです。

国産の石は、採掘から加工まで、日本の職人が手掛けています。

このように、海外で採掘に携わる人よりも、日本人の人件費の方が高いことも、墓石の価格に反映されているのです。

3. 硬さの違い

最後にあげるのは、同じ石であっても石の硬さの違いがあるということです。

同じ産地の石なのに価格が異なるというケースもあります。

地上に噴き出したマグマと、地表にあった鉱物が固まり岩となり、その岩を加工して石にします。

このように石は、自然が生み出すものなので、硬さにも違いが出てきます。

硬いほど墓石としていい石ですが、その硬さのゆえに、採掘や加工にかかる労力がかかり、墓石の価格に反映されているのです。

4. 墓石を生前に買う3つのメリット

所説ありますが、日本では生前にお墓を建てることを「寿陵(じゅりょう)」と呼び、縁起のいい行為とされてきました。

さらに、生前に墓石を買ことで、以下のような3つのメリットも生まれます。

  • 税金が控除される
  • 自分より下の代の家族に支払わせなくて済む
  • 焦らず納得できる墓石が選べる

この章では、この3つについて、順に説明していきます。

4-1. 税金が控除される

生前に購入し、墓石の購入金として使いきってしまえば、相続税はかかりません

墓石購入にあてるための費用だと説明しても、亡くなってしまえば相続税がかかるのが現状です。

生前に購入しておけば、購入した金額分には相続税がかからないので、購入しておく方がお得です。

相続税の控除

それでは、相続税が課される金額を見ていきます。

基礎控除額=3,000万+(600万×法定相続人の数)

法定相続人の数が3人の場合は、基礎控除額が4,800万円になり、貯蓄額が4,800万円以下であれば、相続税を申告する必要はありませんが、この額を超えている場合には、墓石・お墓を購入しておくといいでしょう。

詳しい相続税の計算方法については、「相続税はいくらかかるの?計算方法と6つの節税対策」をご覧ください。

4-2.  自分より下の代の家族に支払わせなくて済む

あなたの代で墓石を購入しておけば、あなたの下の代の家族が墓石を新調しなくて済みます

墓石の料金分の相続税も引かれませんし、あなたの子供や孫が墓石代を支払う必要がありません。

子供や孫など、あなたの下の代の家族は、墓石購入分のお金を自由に使え、墓石の購入費を捻出する苦労をかけずにすみます。

口コミ・評判
親が生前に建てた寿陵は相続税の対象外になるので、親が亡くなってからお墓を建てるよりもはるかに節税になります。

出典:Yahoo!知恵袋

さらに生前購入をしておくと、残されたご家族は墓石を探さなくていいので、金銭面だけでなく精神面の負担が減らせることもメリットです。

4-3. 焦らず納得できる墓石が選べる

自分の意見をしっかり反映した墓石を選べるのも、生前に購入するメリットです。

また、残されたご家族にとっても、墓石選びに関して後悔することがなくなりますし、終活の一環として、事前に購入する方も増えています。

生前に墓石を購入した人が、26%というアンケート結果も出ています。

口コミ・評判
高齢者夫婦ですが体力と気力の有るうちにと、寿陵墓を建立中です。

出典:Yahoo!知恵袋

価格でもデザインでも、何でもいいのですが、「いい墓石を買った」と胸を張って言えるものを見つけてください。

最後に

墓石を選ぶ際に大切なのは以下の3点です。

  • サポートや墓石に相応しい価格
  • 石の彫刻や設置などの対応エリア
  • サポート・サービスの充実度

これらを基準に墓石を買うなら、価格及びサービス面においても下記の事業者がおすすめです

全国で利用できるおすすめの石材店3選

この記事が、あなたの墓石選びの一助になれば幸いです。

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